新型インフルエンザ予防接種について
新型インフルエンザの予防接種について
≪新型インフルエンザの特徴は?≫
感染力は季節性インフルエンザに比べてかなり強いといわれていますが、多くの感染者は軽症のまま回復しており、治療薬(タミフル、リレンザ)が有効です。ただし、基礎疾患(糖尿病、喘息、心疾患など)のある方や、妊婦あるいは小さい子供さんは重症化する恐れがあるので注意が必要です。
≪ワクチンを接種した場合はかからない?≫
流行中の新型インフルエンザにワクチンは重要化や死亡の防止に、一定の効果があると期待されています。しかし、感染を防ぐ効果は証明されたわけではなく、接種したからといって病気にならないというわけではありません。
≪ワクチンの安全性や有効性ははっきりしている?≫
国内産ワクチンの安全性は、長年接種されてきた季節性インフルエンザワクチンと同程度といわれています。輸入ワクチンに関しては、海外で承認されていることを前提として、安全性、有効性を確認して実際の接種が始められます。
ただし、国内産ワクチンは孵化鶏卵を使用してワクチンを製造しますので、卵にアレルギーのある方は従来どうり、接種に注意が必要です。
≪副反応(副作用)は?≫
接種後、腫れたり、発熱の症状が出たり、まれに重症な症状(アナフィラキシーショックなど)を引き起こす可能性があります。これらの点をよく理解して、メリットデメリットを考慮して、自分で判断する必要があります。危険性については従来の予防接種と同程度と考えられています。
≪優先的に接種できる人は?≫
新型インフルエンザワクチンは、予防接種メーカーがフル稼働で生産していますが、孵化鶏卵を使用するため、一度にたくさんのワクチンを作ることができません。このため、優先順位を付けて接種せざる得ないのが国内の現実です。
接種順位は、医療関係者、妊婦、基礎疾患のある方は、11月から、乳児(1歳から就学前)は12月から、小学1年生~3年生は12月中旬から、1歳未満の子供のいる保護者は来年1月から、小学4年生から中学生、高校生、高齢者(65歳以上)は1月中旬から順次接種できる予定になっています。
詳しいスケジュールはお住まいの市区町村の保健部局にご確認ください。
≪接種する場所は?≫
内科、小児科、産婦人科等の医療機関で受けることができます。市町村によっては休日診療所あるいは保健センターなどのケースもありますので、かかりつけの医療機関や市区町村役所等で確認した方がいいでしょう。
≪費用はいくらかかる?≫
費用は全国一律で決まっています。
1回目が3,600円、2回目が2,550円です。
なお、今後の国内データや海外の地検などの科学的根拠によっては、1回接種のみになる場合(13歳未満は2回接種)もあります。