クリッペル・ウェーバー症候群
クリッペル・ウェーバー症候群
クリッペル・ウェーバー病はクリッペル・トレノニー・ウェーバー症候群とも呼ばれ、生まれつき四肢の広い範囲にできる血管腫があり、その側の四肢の肥大や長さの延長がみられます。手足にある赤い大きなあざは、静脈や骨まで太くなるために、あざのあるほうの手足が太く長くなることがあります。そのため成長とともに脚の長さがだんだん違ってきて歩行障害などが起きます。また骨や軟骨の肥大、血管の異常もみられます。まれに血管腫のできた側の手、足の先天異常(多指(たし)(趾)、合指(ごうし)(趾)など)を伴うこともあります。これらの症状はさまざまな程度で現れます。
クリッペル・トレノニー症候群とウェーバー症候群は2つの独立した疾患であるとする考えもありますが、共通の症状として先に述べたものがあげられます。クリッペル・トレノニー症候群は主として静脈の異常で主に下肢に、ウェーバー症候群は動静脈奇形があり主に上肢に多いとされています。遺伝については、まだはっきりとは解明されていません。