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人畜共通感染症(ゾオノーシス)


人畜共通感染症(ゾオノーシス)とは

人畜共通感染症(ゾオノーシス)とは、動物から人間に移る病気の総称です。少し前に話題になったBSEや鳥インフルエンザなどたくさんの種類があります。しかし、日本では人畜共通感染症は余り多くなく、ペットによるカミ傷からの感染症やサルモネラ菌による胃腸炎などがほとんどです。
原因の多くは細菌、ウイルス、クラミジア、寄生虫です。

鳥インフルエンザ
鳥がかかるA型インフルエンザウイルス感染症で、現在はほぼ世界中にいきわたっています。鶏や七面鳥がかかりやすいといわれていますが、最近は野生のハトや白鳥などの感染もニュースなどで取り上げられて問題となっています。

突然の高熱と鼻汁が症状で、死亡率はほぼ100%といわれています。現在は、鳥だけでなく、人間や家畜への感染にが確認されています。人間がかかったときの症状は、高熱、咽頭炎、咳で、ひどくなると呼吸困難を起こします。

鶏肉や鶏卵を経口摂取しても鳥インフルエンザには感染しませんが、空気感染や飛まつ感染します。

BSE(ウシ伝染性海綿状脳症)
BSEとは、ウシに起こる神経(脳)の病気で、イギリスで流行し、日本でも、BSEは発見されています。
原因はまだはっきりとしていませんが、ウイルスよりも小さいプリオンというタンパク質が感染を起すと考えられています。ウシから人間へ感染する可能性があり、人間の場合はクロイツフェルトヤコブ病という脳症が起こります。感染すると神経症状が亢進して生命にかかわることになりますが、現在のところ有効な治療法がありません。

日本では、食用牛は全頭検査しているので、牛肉を食べてこの病気にかかる可能性はないと考えられています。イギリスなど欧米諸国へ旅行した場合は、牛肉(特に子牛の脳)を食べるのは避けたほうがいいでしょう。

犬や猫の噛み傷
動物に咬まれたことから人が感染症にかかる率は、犬の場合は2割ぐらい、猫の場合は5割ぐらいといわれています。一番大切なのは、動物にかまれないということです。野生の動物はもちろん、ペットでもうかつに手を出すと、かまれる可能性があるので注意が必要です。

もしも動物にかまれたときは、かまれた傷からいろいろな感染症にかかる可能性があるので、救急病院等で見てもらうようにしましょう。喘息やアトピーの症状のある子供は、いずれのペットも飼ったり、近寄ったりしないほうがいいでしょう。

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