チアノーゼ
チアノーゼ
チアノーゼとは「何らかの原因で皮膚あるいは粘膜が青紫色を呈する状態」を言います。特に顔や唇、爪などが比較的確認しやすい場所といえます。
体の中で酸素不足(呼吸困難、異物による気道閉塞など)になった時に見られる現象で、低酸素血症を呈していることを示します。
チアノーゼには中心性チアノーゼと末梢性チアノーゼがあります。
チアノーゼの原因は、毛細血管の還元ヘモグロビン(酸化されていないヘモグロビン)が5g/dl以上、また動脈血で3グラム以上存在するときにチアノーゼが現れます。チアノーゼが見られたならば、酸素投与が必要になってきます。
≪中心性チアノーゼ≫
中心性チアノーゼは体の中で酸素不足(低酸素血症)の結果として全身性に現れ、すべて病的あるいは外的(異物による気道閉塞)が原因となります。
≪末梢性チアノーゼ≫
末梢性チアノーゼは組織への血流減少、皮膚温の低下などのより局所(限られた部分)に現れ、病的なものと病気とは関係ないものがあります。
例えば、寒いときあるいは水泳時など口唇や指先が青紫色になることがありますが、これは病気とはまったく関係のない末梢性のチアノーゼです。
また、新生児や乳児で口の周り、目の周りが青白く見えることがありますが、これはその部分の酸素不足ではなく静脈が発達しているために皮膚を通して青白く見えることによります。