ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
0歳から6歳ぐらいまでに好発する、まるでやけどのような水泡を全身に発症するブドウ球菌が原因の病気です。
新生児期に発症したときはリッター新生児剥脱皮膚炎といいます。
原因は黄色ブドウ球菌が産生するブドウ球菌害毒で、全身症状は発熱、不機嫌、食欲不振などに始まり、やがて首すじ、わきの下、陰部に広範囲に発赤し、その後大小の水泡を形成します。やがて水泡は破れて、やけど(熱傷)様に皮膚が剥離します。
顔面にしばしば化膿した部分が見られ、検査で黄色ブドウ球菌を検出することができます。
経過は約1~2週間で乾燥して治癒してゆきます。経過中に時に脱水などの症状を併発して、重症化するケースもあります。