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最新記事【2008年05月25日】

予防接種健康被害救済制度
予防接種によって健康被害が起こったときの救済(予防接種健康被害救済制度)は、定期予防接種による健康被害と、任意予防接種による健康被害の二つの制度があります。

定期予防接種による健康被害は予防接種法により、任意予防接種による健康被害は独立行政法人医薬品医療機器総合機構法により救済されます。

≪予防接種法による救済≫
予防接種によって、健康被害を受けた人の救済制度は1970年から臨時措置として始まり、77年から法律により救済が行われています。
<対象>
予防接種法による救済の対象となるのは、この法律で定められている予防接種を決められた年齢(定期予防接種)で受けて起こった健康被害によって、医療を必要とする人、障害の状態になった人、死亡した人です。
<給付内容>
【1類疾病】風疹、日本脳炎、BCG、DPT/DT、ポリオ、麻疹
種類 対象と給付の内容
医療費 予防接種により病気になり、医療を受ける人(本人)。
その医療費のうち、健康保険制度などで支払われた額を控除した自己負担分。
医療手当て 対象は医療費に同じ
医療を受けた日数・内容の応じて1ヶ月単位で支給される。
障害児養育年金 予防接種により障害の状態となり、一定の障害を有する18歳未満のものを養育するもの。
支給額は障害の程度によって変わる。
障害年金 予防接種により障害の状態となり、一定の障害を有する18歳以上のもの。
支給額は障害の程度によって変わる。
介護加算 障害児養育年金、障害年金の1級および2級の受給者を家庭で介護している場合に支給される。
死亡一時金 予防接種により死亡した人の遺族に支給される。
埋葬料 予防接種により死亡した人の遺族に支給される。

【2類疾病】インフルエンザ(65歳以上又は60~65歳のハイリスク者)
種類 対象と給付の内容
医療費 予防接種を受けたことによる疾病が病院又は診療所への入院治療を要すると認められる場合に必要な程度の医療を受けるもの。
(これは入院治療が行われたものに限定されるものではなく、これと同程度の疾病の状態にあると認められる場合であれば、やむを得ず自宅療養を行っている場合なども含む)
その医療費のうち、健康保険制度などで支払われた額を控除した自己負担分。
医療手当 対象は医療費と同じ
医療を受けた日数・内容に応じて1ヶ月単位で支給される。
障害年金 支給額は障害の程度に応じる。
遺族年金 予防接種により死亡した人によって生活を維持していた遺族に支給される。
10年を上限として、死亡した人がその予防接種による障害年金の支給を受けたことがある場合は、その期間(7年を超えるときは7年)を10年から控除する。
遺族一時金 予防接種により死亡した人の遺族に支給される。
埋葬料 予防接種により死亡した人の葬祭を行う人に支給される。
<手続き>
予防接種の実施責任者は市町村長(東京都の区部では区長)で、万が一健康被害が起こった場合の責任者も市(区)町村長です。予防接種によると思われる健康被害が起こった場合、救済の給付を受けようとする人は居住地の市(区)町村担当部署に届け出て相談してください。役所などの窓口を通じて市町村長に申請されることになっています。

この申請内容が厚生労働省に届けられ、公衆衛生審議会の認定部会で審査のうえ、相当と認定されたときに規定に定められた金額が支給されます。

≪医薬品医療機器総合機構法による救済≫
任意接種のワクチンや、法律で定められた予防接種を定期接種年齢の範囲を超えて受けたときに起きた副反応の場合は「独立行政法人医薬品医療機器総合機構法」が適用されます。

医療費、医療手当て、障害年金、障害児療育年金、遺族年金又は遺族一時金、葬祭料の給付が行われます。
<手続き>
任意接種による健康被害の場合は、救済給付を受けようとする人が、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(医薬品機構)に直接請求することになっています。連絡先は下記に記載しました。

  独立行政法人医薬品医療機器総合機構
            救済制度相談窓口
  〒100-0013
    東京都千代田区霞ヶ関3-3-2 新霞ヶ関ビル10F
  ℡ 03-3506-9411

予防接種における紛れ込み事故とは?
予防接種を受ける年齢の子供はいろいろな病気にかかりやすい時期です。ワクチンを受けた後で、たまたま他の病気が発病した場合には、ワクチンの副反応と間違えられがちです。ワクチンの副反応には特有の症状というものはないので、他の原因で起こった病気と区別することは困難です。

高齢者では糖尿病や、その他の基礎疾患があることが多く、このような人はインフルエンザにかかりやすく、かかると重症化して死亡することもあります。このため定期予防接種の対象になっています。しかし、インフルエンザの予防接種を受けた後にたまたまもともとあった病気(基礎疾患)が悪化したり、インフルエンザの予防接種をしたにもかかわらず、インフルエンザにかかって死亡することもありえます。それが予防接種の副反応によるものなのか、あるいは予防接種とは無関係なのかということでは不明瞭な部分が存在します。

統計上、予防接種の副反応はこれらの存在も組み入れている場合もあると考えられます。数字をそのまま鵜呑みにして、予防接種は怖いものだと思うのは早急だといえなくもありません。

アジュバント
ワクチンの免疫力を高め、あるいは抗体の産生を増大するためにワクチンに加える物質をアジュバントといいます。
アジュバントは「助ける、振動する」という意味です。
アジュバントを加えたワクチンは同じ抗原量でも免疫力が増強されます。ジフテリア、破傷風、百日咳などの沈降ワクチンにはアルミニウム塩がアジュバントとして加えられています。

赤ちゃんの予防接種相談室

熱を出した、下痢をした、頭をぶつけた、泣き方がいつもと違う!などなど
赤ちゃんや子供はいろいろな病気や小さな事故を経験しながら大きくなってゆきます。赤ちゃんや子供の具合は、全身の様子でわかることが多いものです。
「飲む」、「寝る」、「機嫌」が普段どおりならまず心配することなどありません。でも「飲まない」、「寝ない」、「機嫌が悪い」などには注意が必要です。
身近にいるパパやママが気をつけてあげて、赤ちゃんや子供が出すサインをうまく読み取ってあげましょう。
子供の健やかな成長は、私たちが子供から大人に成長してそして親になってはじめて経験する願いではないでしょうか。そんな赤ちゃんや子供たちの成長に必要な予防接種について、少しでも不安や心配を解消するためにこのサイトを作りました。
大切な子供たちの健やかな成長を願って.........。


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