ばね指
ばね指
まっすぐに伸びず、ばねのように曲がった状態の指を言います。手の親指に起こることがほとんどです。
低月齢のころは赤ちゃんは軽く指を曲げることが多いので気づかれず、1歳前後に気がつかれる事も多いようです。
指を曲げたり伸ばしたりするには、屈筋腱という腱の働きが必要です。屈筋腱は腱鞘(けんしょう)というトンネルの中で動きます。この屈筋腱に小さなこぶのようなものができると、動かすときに腱鞘に引っかかってしまい、曲げ伸ばしができなくなります。
無理に伸ばすと音がすることがあります。痛みは無いので、赤ちゃんのときは本人にとって不都合は無いでしょうが、幼児期になって、折り紙をしたり、はさみを使うときに不便を感じます。
腱鞘や腱は成長と共に大きくなりますが、こぶの大きさは変わらないため、だんだん引っかからなくなります。半数は1歳までに自然に治ります。
指に副木をあてておくと、3~6ヶ月間で90%は直ります。だんだんと指が伸びてきたら夜間だけつけて昼ははずしても大丈夫です。まれですが、指がぜんぜん伸びてこない場合や、副木をはずすとすぐ元に戻る場合は手術をすることもあります。