生理的黄疸
生理的黄疸
日本人の赤ちゃんでは90%以上に、生後2~4日ごろから黄疸が現れます。
胎児のときは少ない酸素を有効に使うために赤血球がたくさん必要ですが、誕生後、自力で呼吸をはじめると酸素が十分に使えるので、胎児期ほど赤血球は必要でなくなります。そこで、余分な赤血球は破壊され、ビリルビンという黄色い物質が生じます。生後間もなくは、このビリルビンを処理する肝臓の働きが未熟なため、一時的にビリルビンの値が高くなります。これが生理的黄疸ですが、通常は1週間前後をピークにして、その後だんだん消失します。
しかし、黄疸が非常に強い場合は、脳にビリルビンが沈着して、核黄疸を起こすことがあるので総ビリルビン値が18~20㎎/dl以上になった場合は、特に異常が無くても治療が必要になります。