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髄膜炎

髄膜炎とは?

細菌やウイルスの感染によって、脳の表面を覆う髄膜と脳の間に炎症を起こす病気です。細菌性かウイルス性かによって、症状の出方、治療法などが異なってきます。。髄膜炎を疑う症状があったらまず検査をして、細菌性かウイルス性かを特定します。症状は、発熱、嘔吐があり、項部硬直(仰向けに寝かせて、おへそを見るような姿勢をさせたり、首の付け根を持って持ち上げると首のあたりの痛みを訴える。)、あるいは、頭頂部にある大泉門(乳児期にある頭蓋骨の合わせ目の空間部で、2歳~3歳の間に次第に閉鎖してゆきます。)の辺りが膨らんでいたり、ケイレンや、意識障害が起こったりします。

髄膜炎の検査

髄液検査を行います。これは、腰の骨に注射をさして(腰椎穿刺)、髄液を採取して、炎症があるかどうかを調べ、あるいは原因となっている菌やウイルスを調べます。

ウイルス性は、髄液は透明で、リンパ球が増えウイルスの抗体が増えます。ウイルス性髄膜炎の場合は、髄液を採ることだけ(脳圧が亢進していたので、髄液採取により一時的に脳圧が減圧するために症状が軽減すると考えられます。)で頭痛や嘔吐などの症状がよくなることもあります。細菌性の場合は、髄液が混濁して好中球やタンパクが増え、糖質が少なくなります。

髄膜炎の種類と症状

  • 細菌性髄膜炎:原因となるのはインフルエンザ桿菌、肺炎球菌、大腸菌が主なものです。細菌性髄膜炎は、進行が早く症状も重く、水頭症などを合併することが多くあります。また、運動障害、てんかん、知的障害などの後遺症が残ることもあります。ですから、髄膜炎の症状が見られたら入院して検査を受け、ウイルス性か細菌性かをはっきりさせます。細菌性髄膜炎と診断されたら、原因菌に有効な抗生物質を処方し、ケイレンなど症状に応じた治療を行います。
  • ウイルス性髄膜炎:原因となるのはエコーウイルスとコサッキーウイルス(両方とも消化管の中にいる常在菌です。)のことが多く、ほかにムンプス(おたふくかぜ)ウイルスなどがあります。ウイルス性髄膜炎の場合は症状が軽く、後遺症を残すことは通常はありません。ただ、発病してすぐはウイルス性か細菌性かはわからないので、入院することが多いでしょう。安静にして、水分補給、点滴など対症療法が中心になります。

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